Windowsを知る
理想論で言えば、自動化は「プログラミング」等の技術的な要素とは無縁であるべきです。
実際、技術的な制約を大幅に廃した高性能なRPAツールもいくつかはあります。が、それらは総じて高価で、大企業でないと導入は困難です。
なので、現実的には「ある程度、パソコン(ここではWindowsのみ扱いますので、Windows)の動作原理や、プログラムに必要な知識」について知ることが、自動化を実践・実装する上での近道になります。
とはいえ、プログラマー向けの資料は「0から動作するプログラムを作る」ためのものが多いので、それを学ぶことは(無駄とは言いませんが)遠回りが過ぎる可能性があります。
そこで、ここでは「Windowsのプログラミングや構造に関する知識のうち、自動化を実践するのに必要そうな部分」だけを抜粋・簡略化して記載していこうと思います。
尚、主に「ExcelやWordなどを十分に使いこなせて、そこそこパソコンを使い慣れている」ぐらいをベースラインとして想定しています。
現在、コンテンツ作成中です。予定している項目は以下の通りですが、増減することもあるかと思いますので、気長にお待ちいただければ。
- Windowsはメッセージとハンドルで動いている話
- 数字と文字と文字コード
- 単純な判定の利点と欠点
- 画面操作の方法は1つではない話
- COMからはじまる自動操作のプログラミング
- Event Drivenという考え方
- 同期と非同期を意識する
- Webページの操作はDOMを覚えれば簡単になる話